トランジスタ(Tr)の
2SA 2SB 2SC 2SDとは?
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2009-04-29 2018-06-06
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トランジスタの「2SA 2SB 2SC 2SD」について解説します。
この記事の目次
1.トランジスタの「2SA 2SB 2SC 2SD」
2SAxxxx、2SBxxxx、2SCxxxx、2SDxxxxとは、トランジスタの型番を表しています。 トランジスタの表面をよく見ると上記のような型番が白い文字で印字されていることが分かると思います。 この型番の違いでそのトランジスタの大まかな種類を表しています。
2.2Sとは?
まず頭の2文字の「2S」の意味は、トランジスタを表しています。 トランジスタはP型とN型の半導体がPNP又はNPNと接合されています。 2か所接合されているので、一文字目が2となっています。 二文字目のSは半導体を英訳したSemiconductorの頭文字をとっているのです。
3.2Sの後ろの文字で特性が判る
2Sの後ろのA、B、C、Dは以下の表のように、特性でわかれています。
型式 | 接合型 | 周波 | 用途 |
---|---|---|---|
2SA | PNP型 | 高周波用 | テレビやラジオ |
2SB | PNP型 | 低周波用 | アンプ |
2SC | NPN型 | 高周波用 | テレビやラジオ |
2SD | NPN型 | 低周波用 | アンプ |
4.PNPトランジスタとNPNトランジスタの図解
上記内容を図でまとめると以下のようになります。
- 「C:コレクタ」とは集めるです。何を集めるのかというと電子を集めるのです。
- 「E:エミッタ」とは放出するです。何を放出するのか電子を放出するのです。
- 「B:ベース」とは基準です。
5.よくつかわれるトランジスタ
私がよく使うトランジスタは(みなさんもそうだと思いますが)2SC1815です。